この間2年間の中止となった世界大会の代替の取り組みとして、10月15日から16日で、支部自前で、一泊の広島ツアーを開催しました。
各分会から1人ずつ募ったのですが、残念ながら全分会からの参加はかないませんでした。西部分会の吉田洸介さんと、東部分会の白須美登里さん、担当書記の阿部の三人で行ってまいりました。
広島は、人類史上最初に原爆が投下された都市であり、今でも多くの被爆の痕跡が残っています。市内各地を回り、被爆の実相に触れ、被爆前にあった市民の営みに思いを馳せ、復興した街を歩きながら、「平和」とは何かについて考えを深める機会となりました。
初日に訪れた本川小学校平和資料館は爆心地から410メートルの距離でした。幡ヶ谷駅から支部事務所ぐらいの距離です。現在資料館となっている鉄筋校舎の一部以外は、すべて全焼、壊滅し、400人のうち、たまたま地下にいた2人だけが亡くならなかったとのことです。生き残った方の苦しみも、想像を絶するものだったと思います。
学習後は宿泊も兼ねて、宮島の観光等をしながら、参加者の交流を深めました。
訪れた先
◆平和記念公園(ガイドによる説明1時間)
◆広島平和記念資料館
◆広島原爆死没者追悼平和祈念館
◆平和記念公園レストハウス
◆原爆ドーム
◆袋町小学校平和資料館
◆本川小学校平和資料館
◆旧日本銀行広島支店
◆爆心地(旧島病院)
復興した広島の街は大変賑わいがありましたが、象徴となっている原爆ドームを中心に、街中のいたるところに原爆の傷跡を残しています。やはり現地に行かないと感じられないものがあり、少しでも多くの組合員に参加してもらえるよう、今後も定期的にこのような機会を設けていくことを検討していきます。
以下、参加者からの感想です。
広島学習ツアー吉田洸介 広島学習ツアー白須美登里