仕事対策部 小倉部長
東京土建渋谷支部が渋谷区建設業人材育成支援センターとしての活動で行っている渋谷区内の小学校における放課後クラブの木工教室は、昨年はコロナ禍で開催困難という判断となりすべて中止しました。
しかし、今年度は昨年の経緯も踏まえ、コロナウイルス感染による影響対策で三密回避の対応等も必要となり、取り組み方法も大幅に見直し、参加児童の人数を減らさずに指導員を従来の約半数に減らす対応の選択をとり、作業の際の間隔も空けたり、消毒等の対応もしっかりとして臨みました。また、それらの対応をする上で実施対応を７校に絞って開催し、細心の注意を払って実施したことでケガやトラブルも無く無事木工教室を行うことが出来ました。
今年度は一年生と二年生という低学年のみを対象に、指導も一対一の実施とならなかったこともあって、出来上がりまでの時間がバラバラとなってしまい、いろいろと課題や反省点がありました。
参加した児童たちからは、「楽しかった」「またやりたい」等の嬉しい言葉がアンケートからたくさんいたたげたことや「将来は大工や建築家になりたい」という参加者もいて、うれしく思うと共に今後の取り組み継続に向けての励みになりました。
今回は大変厳しい制約の中での木工教室開催でしたが、参加協力していただいた指導員の仲間たちに感謝をしつつ、また次年度も木工教室を是非開催していきたいと思います。
