2年ぶりに、教育宣伝部学習制度化委員会主催の役員学習会を開催しました。
2019年の時は四役・常任・執行委員・分会役員・書記局を参加対象にし、48人が参加。
今回は密を避けるため、対象を四役・常任・執行委員・書記局を除いた分会役員さんに絞り、38人の仲間が集結しました。
10時開会なのに8時半頃から皆さん集まってきて、さすがです。
午前中は綱領学習会。
講師は元東京土建書記次長の清水さん。
東京土建の結成秘話と、労働組合運動を進める秘訣について講演してもらいました。
労働組合と憲法の関係、政治への働きかけ方、綱領を基に運動を実践する事の重要性、役員の任務。
アスベスト訴訟により、1000人に満たない原告と活動家が、3万人に影響する判決を勝ち取りました。
資本主義社会の最後の砦と言われる賃金運動で、公契約条例を制定する自治体を広げています。
これは私たち労働組合が連綿と引き継ぎ、繋げてきた運動の成果です。
お昼は精をつけるために鰻。
蓋を開けた瞬間に食べ始めてしまい写真を撮り忘れましたが、好評でした。
午後は6つのチームに分かれて分散会です。
仲間と団結するには自分の事を相手に知ってもらい、相手の事も知ることが大切、という訳で、自己紹介&Q1として、自分の好きな所や長所だと思う所を3つ発表。
続いて、
Q2.講演を聞いて、自信や確信が持てた活動は?
Q3.組合を作ってきた先輩達から受け継ぎたい事は?
Q4.東京土建に足りないな、と思う事は?
Q5.あなたの理想の役員像は?
の項目について交流しました。
14時30分に3階に集まって、それぞれの分散会議長が感想を報告。
自己紹介では、「人前で自分の長所を発表するのは気が引ける」「明るくポジティブな人が多かった」ようです。
Q2~Q4では、「アスベストの話を聞いて、組合には国を動かす力がある事を知った」「長い運動、仲間がいるから続いている」「病気になった時に組合が助けてくれた」「仲間を増やすだけじゃなく、入ってくれた仲間に組合の話を伝える事が大切」などが話されました。
Q5の理想の役員像で一番多かったのが「人の意見や話を聞いてくれる人」。
簡単なようで難しい気もしますが、難しいようで簡単な事かもしれませんね。
理想の役員を目指し、後に続く仲間を信じ、組合運動を引っ張っていきましょう。
分会役員の皆さん、ほぼ1日がかりの学習会、お疲れ様でした!