【報告】講演会 木構造デザインの追求

支部で初となったweb講演会は、事前に31人の申し込みを受け、当日は23人が参加しました。

最初に小島担当四役より、設計グループの活動報告を行い、その後講演会に移りました。

奥にいらっしゃいますのが、今回講師をしていただいた、南部分会所属の株式会社山田憲明構造設計事務所、代表取締役の山田憲明さんです。

丁寧に講義していただいた、山田さん、ありがとうございました。

当初予定しておりませんでしたが、参加者から発言や質問もいただきました。

(写真は東部分会の白須さんですが、)西部分会の谷口さんより感想をいただいたので、ご紹介いたします。

山田憲明さん講演会の感想
              
私は、この度の講演者である山田憲明さん著作の「ヤマダの木構造」を買って読ませて頂いておりました。当初、事務局から、昨年5、6月辺りに講演をお願いする予定とお聞きし、お名前は存じておりましたが、より深く知りたくなり、急ぎ取り寄せ読んだ次第です。
事前に予習していたお陰で、「荒川材木店道作工場事務所」や「ベラビスタ スパ&マリーナ尾道」など、それぞれの作品の構造力学的作法に関するポイントを、著者のナマの声で(あ、でもZoomでした。笑)ご教授頂け、大学の特別講義のようだと思いました。
更に「スゴイ!」と感じたのは、木トラス材同士のピン接合の応力伝達ディテールです。しかし、詳細を記述するには紙面も足りないし、この講演会の魅力をお伝えすることにはならないので、以下のように要約します。
大胆な構想で課題解決の糸口を導き出し、詳細な検討と、実験による検証で確証を得るという、「プロフェッショナル」なお仕事を垣間見ることができ、大変貴重な講演会でした。山田憲明先生ありがとうございます。

 

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