コロナ助成学習会&相談会の報告です。
参加者は20人ちょっと。
主催の賃金労働対策部長の開会挨拶のあと、午前中はファイナンシャルプランナーの資格を持つ北村社労士を講師に迎え、雇用調整助成金などの学習会と、ファイナンシャルプランニングの講演会をおこないました。
従業員を休ませた場合でも給与を支払っていればその給与額が会社に保障される雇用調整助成金。必要書類の多さ、手続きの煩雑さのせいで申請をしない会社が多い事が問題になり、コロナ禍の期間の申請方法がかなり簡素化されました。みんなが諦めていたら活用されなかった制度が、非常事態の中、現場の声で改善させた事例です。
同じ現場で働く仲間でも、雇用調整助成金を活用して休業補償した会社は従業員を大切にする会社として評価が高まる現象も起きています。
人生100年と言われる中、豊かに生きていくためのプランを作るファイナンシャルプランニング。高齢になっても長年の経験や身に着けた知識を生かして働いていく方法、現役時代の計画的な暮らし方、そして安心できる社会保障制度をみんなで作っていく活動の重要性について学びました。
民間保険や投資などが宣伝されていますが、一番大きなお金の動きは税金の使い道を国民の生活優先にする事。集会で世論にアピールしたり、署名で国に訴えたり、仲間で日々取り組んでいる東京土建の運動がとても重要なのです。
お昼休憩を挟んで、午後は実際に各種助成金や給付金の個別相談会。仲間の申請をおこないました。
東京土建では、いつでも相談活動をしています。当日参加出来なかった仲間の皆さん、ぜひ支部事務所にご連絡ください。