《血のメーデー事件》
52年5月1日に「血のメーデー事件」が起こり、千葉常和東京土建本部委員長をはじめ常駐役員、常任書記などおよそ70名の活動家が逮捕されたり「地下に潜り」、公然と活動ができなくなってしまいました。この弾圧によって組合員数も半減して1300人ぐらいに激減、組合は存亡の危機に立たされました。しかし、国会や各政党、厚生省などへの「健康保険適用制度」実現にむけた陳情活動を精力的に行いました。
このなかで、「情勢が厳しければ厳しいほど、たたかってこそ道は開かれる」という思想が生まれ育てられました。