1970.5

国が一方的に日雇健康保険の擬制適用を廃止、この為に多くの建設労働者から健康保険を取り上げられる。

《日雇健保改悪阻止と擬制適用廃止の報復》

日雇健保の改悪法案が国会に上程されましたが、全国的な反対闘争のなかで、5月に廃案に追い込みました。しかし、政府と自民党は報復措置として、擬制適用(組合を仮の事業主として扱う日雇健保の制度)の廃止を一方的に決めました。
5月13日、昼間から石黒支部長ほか16名が国会にかけつけ、仕事を終えてからも7名が加わりました。20日には、社会保険事務所と区議会各派に対し、擬適廃止の通達に抗議する要請書を渡し、地区労各単組への支援、共闘の申し入れを行いました。
さらに、地元国会議員への働きかけ、渋谷区長との交渉、6月1日には渋谷社会保険事務所長と交渉(目黒支部、土建産業をふくめ200名)、6月4日の「擬適廃止反対決起集会」(本町区民館、参加103名)と行動を強めました。

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